:2015/03/09(月) 13:02:54.89 ID:
夫と結婚して3年目ぐらいにあった修羅場です。


夫の「実の母親」が亡くなったので葬儀に来てほしいという知らせが、舅を経由して夫の叔父・A(夫の実母の弟)からあった。
そんな叔父さんがいたなんて夫は知らなかったし、自分の母親が亡くなったのはまだうんと小さい頃のはずなので変だなと思いつつ、夫は舅と一緒にAのところに行った。
道すがら(飛行機の距離)、母とは死別したと思っていた夫は、本当のことをいろいろ舅から聞いた。
実は良心は離婚していて実母はつい最近まで生きていたと知って大ショック。
離婚の原因は不仲という話だったけれど、そのあとすぐに再婚しているので不倫の可能性が高いと思う。
夫は舅の後妻にさんざんいじめられて育ったけれど、舅はほとんど見て見ぬふり。
いつも「自分の母親さえ生きていれば」という想いを抱えていた夫は、ひどくショックを受けた。
通夜の席で初めて母親の顔を見たらガンで亡くなっていたため、まるでミイラみたいに痩せていた。
私はその場にいなかったが、夫は通夜も葬儀もずっと泣いたそうだ。
小さい頃から実母の写真は家の中に一枚もなかったので、叔父が持っていた写真を見せてもらって、自分と顔がそっくりなのでまた泣けたのだと。
もともと自分の実家と疎遠だった夫は、それで完全に実家との縁が切れてしまった。

それまで、こんな人の生き死になんてごまかせるわけがないとなんとなく思っていたのだけど、
実際はごまかせるものなんだね。
そして、そのごまかしでどれだけ人がむごく傷つくかなんて、ごまかす側は全然考えないんだね。